世界最大級のNFTマーケットプレイスであるOpenSea。
OpenSeaでは、購入したNFTを送ることができます。
つまり、プレゼントが可能です。
しかし、NFTを送る側と受け取る側で準備が必要となります。
本記事では、OpenSeaでのNFTの送り方と受け取り方について徹底解説していきます。
また受け取ったNFTの確認方法も解説していきます。
OpenSeaでNFTの送り方
さっそくですが、OpenSeaでNFTを送る手順は、以下の3ステップです。
- ウォレットアドレスをコピー
- 送るNFTを選んで送付する
- 送付状態を確認する
それぞれわかりやすく解説していきます。
①ウォレットアドレスをコピー
まずは送る相手の「メタマスクのウォレットアドレス」を教えてもらいましょう。
このとき必ずコピペで送ってもらうようにしてください
またこのアドレスが間違っていると、送ったNFTが届かないので、注意しましょう。
②送るNFTを選んで送付する
続いて、NFTを送っていきます。
Openseaにアクセスしたら、左上の「三本線」からウォレットを接続します。
さらに「三本線」から「アカウント→プロフィール」の順でタップしてください。
ここで、保有しているNFTを確認できます。
送りたいNFTをタップすると、画面が切り替わります。
NFT名の上側にある「紙飛行機マーク」をタップ。
転送の画面が表示されます。
下にスクロールすると、ウォレットアドレスの「入力部分」が表示されます。
初めに教えてもらったウォレットアドレスを間違わないように、ペーストしましょう。
アドレスを貼り付けたら、「転送」をタップしてください。
ガス代の見積もりが表示されるので、確認しましょう。
問題がなければ、下にスクロールし、「確認」をタップします。
「お客様の転送は完成です!」と表示されたら、NFTの転送は完了です。
③送付状態を確認する
最後に送付状態を確認します。
「転送完了」の画面となったら、「トランザクションを表示」をタップしてください。
「Etherscan」というサイトに移動するので、「Status」を確認してください。
この部分が「Success」となっていれば、NFTの送付が無事に行われたことになります。
またプロフィールからNFT一覧に移動し、「アクティブ」のタブに切り替えてください。
先ほど送付したNFTが表示されるので、タップします。
このとき所有者がご自身(you)から相手側に変わっていたら、問題ありません。
あとは相手側からの連絡を待ちましょう。
OpenSeaでNFTを受け取る方法
続いて、OpenSeaでNFTを受け取る手順は、以下の4ステップです。
- メタマスクのウォレットを作成する
- ウォレットアドレスを相手に教える
- OpenSeaと接続する
- 受け取ったNFTを確認する
それぞれわかりやすく説明します。
①メタマスクのウォレットを作成する
NFTを受け取るためには、NFTを保管するNFTが必要となります。
そのため、まずはメタマスクを作成しましょう。
メタマスクの作成方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
まだ作成していない方は、こちらからメタマスクのウォレットを作成してください。
②ウォレットアドレスを相手に教える
相手にNFTを送ってもらうためには、送り先を伝えなければなりません。
NFTの保管先がメタマスクとなるので、ウォレットアドレスを伝えましょう。
ウォレットアドレスはメタマスクアプリを開き、赤枠の部分をタップすればコピーできます。
このとき、ネットワークが「Ethereum Main Network」になっていることを必ず確認してください。
コピーができたら、相手に伝えましょう。
③OpenSeaと接続する
相手から「NFTを送ったよ」という連絡がきたら、まずはOpenSeaとメタマスクを接続しましょう。
OpenSeaとメタマスクの接続方法は、こちらの記事を参考にしてください。
接続が完了したら、受け取ったNFTを確認していきましょう。
④受け取ったNFTを確認する
左上の「三本線」から「アカウント→プロフィール」の順でタップしてください。
おそらく「収集済み」(collected)のタブには、送られてきたNFTがない場合があります。
※「収集済み」にある場合はこの項目は飛ばしてください
そのため「収集済み」(collected)のタブを横にスクロールし、「その他」(more)が表示されたら、タップします。
下にスクロールすると、「非表示」(hidden)あるのでタップしてください。
非表示のタブに送られてきたNFTがあるはずです。
毎回「非表示」(Unhide)のタブでNFTを確認するのは面倒なので、「収集済み」(collected)のタブへ移動させましょう。
対象のNFTアートの右上に「+」が付いてますで、タップして選択をします。
※「ー」がついているのはタップした後の状態
NFTの左下にある「…」をタップし、「再表示」(Unhide)をタップしてください。
これで、「収集済み」(collected)のタブに送られてきたNFTを移動できます。
問題なく完了すれば、下記のように「収集済み」(collected)に表示されます。
OpenSeaでNFTを送る&受け取る時の注意点
OpenSeaでNFTを送るまたは受け取る際の注意点は、以下の3つです。
- 送る側にガス代(手数料)がかかる
- ウォレットアドレスの間違い
- 高額なNFTは保管方法に注意
それぞれわかりやすく解説していきます。
送る側にガス代(手数料)がかかる
NFTを送る際には、ガス代(手数料)がかかります。
ガス代とは、NFTを購入する際の取引手数料のこと。
今回送ったNFTの場合、およそ700円でした。
ガス代が気になる方は「ETH Gas Station」というサイトで確認してから送るようにしましょう。
また日本時間の15時から19時の間はガス代が安くなると言われていますので、参考にしてください。
ウォレットアドレスの間違い
OpenSeaでNFTを送るまたは受け取る際に、最も注意すべきなのが「ウォレットアドレスの間違い」です。
これをやってしまうと、NFTは行方不明になるためもう2度と戻っては来ません。
対策としては、必ずウォレットアドレスをコピペで伝えるまたは入力することです。
また送る前にアドレスをしっかりと確認することです。
せっかく購入したNFTがなくなってしまうのはもったいない、そして悲しいので本当に気を付けましょう。
高額なNFTは保管方法に注意
最後にNFTの保管方法に関する注意点です。
メタマスクは、仮想通貨ウォレットの中の「ホットウォレット」のひとつ。
ホットウォレットとは、インターネット上で管理される仮想通貨ウォレットのこと。
ホットウォレットは、常にインターネットへ接続されているため、ハッキングのリスクがあります。
そのため、セキュリティ面が100%安全とは言い切れないのが事実です。
そのため、高価なNFTをメタマスクで保管するのは少し心配ですよね。
このように高価なNFTを安全に保管するのなら、ハードウォレット(コールドウォレット)がおすすめです。
ハードウォレットはホットウォレットとは異なり、インターネットから完全に切り離して管理できる仮想通貨ウォレットです。
インターネットに接続されていないので、もしもPCがハッキングされても大切なNFTを守ることができます。
今後1万円以上のNFTを購入しようと考えている方は、ハードウォレット(コールドウォレット)の使用を検討することをおススメします。
まとめ:OpenSeaでNFTの送り方と受け取り方
OpenSeaではメタマスクのウォレットアドレスがわかれば、NFTをプレゼントできます。
最後にもう一度、OpenSeaでのNFTの送り方をおさらいしましょう。
- ウォレットアドレスをコピー
- 送るNFTを選んで送付する
- 送付状態を確認する
このとき、絶対気を付けなければならないことは「ウォレットアドレスの間違い」です。
これは送る側・受け取る側の両者の注意が必要です。
このアドレスを間違ってしまうと、購入したNFTが行方不明になり、絶対に戻ってこないので本当に気を付けましょう。
また高価なNFTを購入した際には、ハードウェアウォレットでの保管も検討してみてください。