世界最大級のNFTマーケットプレイスであるOpenSea。
OpenSeaでは、NFTの閲覧・作成・購入・販売が可能です。
本記事では、OpenSeaでのNFTの販売(出品)方法について徹底解説していきます。
また出品したNFTのキャンセル方法も解説していきます。
OpenSeaでNFTを売るための事前準備
まずは、OpenSeaでNFTを売るための事前準備を解説していきます。
事前に準備することは、以下の4つです。
- 仮想通貨取引所の口座開設をする
- メタマスク(仮想通貨ウォレット)を作成する
- イーサリアムをメタマスクに送金する
- メタマスクとOpenSeaを接続する
それぞれわかりやすく説明していきます。
①仮想通貨取引所の口座開設をする
NFTを売る際にガス代という手数料が必要となります。
そのため、仮想通貨取引所の口座開設をしてイーサリアムを購入しましょう。
まだコインチェックの口座開設をしていない方は、こちらの記事から口座開設を行ってください。
このあと、コインチェックからメタマスクへイーサリアムを送金します。
送金する際の手数料が0.005ETH(約1,500円)も取られるので、少し多めの金額でイーサリアムを購入してください。
またイーサリアムの購入方法がわからない方は、こちらの記事を参考にしましょう。
②メタマスク(仮想通貨ウォレット)を作成する
次にイーサリアムを受け取り、ガスの支払いを行うメタマスク(仮想通貨ウォレット)を作成していきます。
メタマスクは、以下の3ステップで簡単に作成可能です。
- アプリをインストールする
- ウォレットを作成する
- リカバリーフレーズを確認・保管する
メタマスクの作成方法はこちらの記事で画像付きでわかりやすく説明しているので、参考にしてください。
③イーサリアムをメタマスクに送金する
メタマスクを作成できたら、イーサリアムを送金していきます。
以下の3項目を埋めたら、メタマスクにイーサリアムの送金が可能です。
- 送金先
- 送金目的
- 送金額
メタマスクへの詳しい送金方法は、こちらの記事を参考にしてください。
④メタマスクとOpenSeaを接続する
メタマスクにイーサリアムが反映されたら、OpenSeaとの接続を行います。
OpenSeaにアクセスしたら、左上の「三本線」から接続をしていきます。
メタマスクとOpenSeaの接続方法は、こちらで
詳しく解説しているので、参考にしてください。
OpenSeaでNFTを出品する方法
事前準備ができたら、さっそくNFTを出品していきます。
OpenSeaでのNFTの出品は、以下の5ステップで可能です。
- 出品するNFTを選択する
- 販売の種類を選択する
- 価格を設定する
- クリエイター収益と期間を決める
- 出品の最終確認し、ガス代を支払う
それぞれわかりやすく説明していきます。
また今回は、すでに購入しているNFTの出品方法の解説となっています。
ご自身で作成したNFTを出品する方法とは異なるので、ご注意ください。
出品するNFTを選択する
まずは出品するNFTを選択していきます。
プロフィールからNFT一覧の画面に移動します。
「収集済み」のタブから出品するNFTをタップしてください。
「販売用に出品」をタップ。
販売の種類を選択する
ここから、出品の詳細を決めていきます。
まず「販売の種類」を選択します。
販売の種類についてはこのあとわかりやすく説明するので、ここでは「固定価格」としました。
価格を設定する
次に出品する「NFTの販売価格」を決めます。
ここで「最低価格」と「上位特性」の2つの価格が表示されるので、参考にして決めてください。
今回は「1 ETH」に設定しました。
クリエイター収益と期間を決める
「クリエイター収益」と「期間」を決めます。
クリエイター収益とは、NFTが売れた場合にクリエイターに支払われる金額のこと
もしもクリエイターを応援したい気持ちがあるのなら、高めに設定するのをおすすめします。
「期間」はNFTの販売期間ですので、「1 mounth (1ヵ月)」で問題ありません。
出品の最終確認し、ガス代を支払う
ここまで設定し終わったら、下までスクロールしていきます。
以下の4つ項目が表示されるので、確認しましょう。
- リスティング価格
- クリエイター収益
- サービス手数料
- 潜在収益の合計
問題がなければ、「リスティングの掲載の完了」をタップしてください。
ここでガス代の見積もりが表示されるので、確認しましょう。
こちらも問題がなければ、下までスクロールし「確認」をタップ。
「コレクションを承認」が表示されたら、少し待ちましょう。
最後に「著名」をタップします。
「アイテムが出品されました!」が表示されれば、出品完了です!
「リストを表示」をタップすると、出品したNFTを確認できます。
OpenSeaでNFTを販売する3つの方法
OpenSeaでNFTを販売する方法は、以下の3つがあります。
- 固定価格で販売する
- イングリッシュオークションで販売する
- ダッチオークションで販売する
それぞれわかりやすく説明していきます。
固定価格で販売する
固定価格での販売は、最も一般的な販売方法です。
販売価格が固定で設定されているので、その金額を支払う方が現れれば購入されます。
イングリッシュオークションで販売する
イングリッシュオークションは、いわゆるオークション形式での販売方法です。
つまり、入札される度に価格が上がっていきます。
最終的には、最高額を入札した人がNFTを購入できる権利がもらえる仕組みです。
出品者は「最低価格」と「期間」を設定すれば、イングリッシュオークションでの販売できます。
ダッチオークションで販売する
ダッチオークションは、時間の経過とともに価格が下がるタイプの出品方法です。
出品者は「開始価格」・「終了価格」・「期間」の3つを設定すれば、ダッチオークションでの販売ができます。
例えば「開始価格を1 ETH、終了価格を0.5ETH、期間を3日」とした場合、3日間かけて0.5ETHまで価格が下がっていきます。
この期間中に買手が見つかれば、その時点での価格でNFTが購入されます。
OpenSeaでNFTの出品をキャンセルする方法
ここではOpenSeaでNFTの出品をキャンセルする方法を説明していきます。
出品するときよりも簡単なので、安心してください。
プロフィールからNFT一覧の画面に移動します。
「収集済み」のタブから出品したNFTをタップしましょう。
画面が切り替わったら「リスティングを編集」をタップします。
リスティングを編集画面が表示されるので、「すべてのリスティングをキャンセル」をタップ。
ガス代の見積もりが表示されますので、確認しましょう。
問題がなければ、下にスクロールし、「確認」をタップしてください。
「リスティングをキャンセル」と表示されたら、少し待ちましょう。
「Your lisiting has been canceled」と表示されれば、出品のキャンセルが完了です。
まとめ:OpenSeaでNFTの売り方!出品・販売方法
OpenSeaはメタマスクを接続すれば、誰でも簡単にNFTを販売・出品できます。
最後にもう一度、OpenSeaでのNFTの販売・出品方法をおさらいしましょう。
- 出品するNFTを選択する
- 販売の種類を選択する
- 価格を設定する
- クリエイター収益と期間を決める
- 出品の最終確認し、ガス代を支払う
OpenSeaでのNFTの販売は非常に簡単なので、高く売れそうなNFTがあったら、どんどん出品していきましょう。
OpenSeaではNFTを販売・出品するときだけでなく、出品をキャンセルする際にもガス代がかかるので、その点だけは注意して下さい。